就業規則

就業規則本則と別規程

本則と別規程の役割

就業規則は、読みやすく、わかりやすいものにする必要があります。そのため体裁を整え、章立てをし、条番号を付与します。ひとつの規則で全体が把握できることは重要ですが、何もかもを網羅しようとすると、条文数が増えてしまい、読みづらくなります。また、作成以後の変更や追加などのメンテナンスが煩わしいものになってしまいます。
そこで、就業規則「本則」には大枠だけを定めておき、詳細な内容は本則とは別に別規程として定めることが一般的です。別規程も含めてひとつの就業規則となりますので、別規程を作成した場合、その全てについて労働基準監督署へ届出る必要があります。

●主な別規程一覧

  • パートタイマー就業規則
  • 契約社員就業規則
  • 嘱託社員就業規則
  • 臨時社員就業規則
  • 派遣社員就業規則
  • 賃金規程
  • 嘱託社員給与規程
  • 退職金規程
  • 出向規程
  • 継続雇用規程
  • 育児・介護休業規程
  • 慶弔見舞金規程
  • 出張旅費規程
  • マイカー使用規程
  • 車両管理規程
  • 人事考課規程
  • 安全衛生管理規程
  • 安全管理規程
  • 災害補償給付規程
  • ハラスメント防止規程
  • 個人情報管理規程
  • 機密文書管理規程
  • 電子メール利用規程
  • パソコン使用規程

マイカー使用規程

無免許で車を運転し、事故を起こすニュースは時より耳にします。その場合、会社は無免許の社員に運転させていたことになってしまいます。入社時だけではなく、毎年期日を決めて、社員の免許証がどのような状態なのかを確認するだけで、会社のリスクは格段に軽減されます。

車両管理規程

会社の財産である車両を管理するためだけでなく、交通事故対策の側面からも車両管理規程は重要です。特に業務利用の車両で事故を起こし、加害者となった場合は会社にも使用者責任や運行供用者責任など損害賠償責任が発生することがあるので、その運用にも十分な注意が必要です。

個人情報管理規程

会社は、個人情報の漏えい事故を起こしてしまった場合、個人情報保護法違反を問われるのみならず、本人を含めた利害関係人に対して有形無形の損失を与えることはもちろん、顧客をはじめとする社会の信用を喪失してしまいます。
競争の激化する社会において、①個人情報保護法を遵守する体制を構築すること、②個人情報の漏えい事故を防止する体制を構築することは重要事項であるといえます。

慶弔見舞金規程

社員の結婚や葬式などで慶弔見舞金を支給していても、明文の規程がないと、過去の帳簿を探したり、そのときどきによって金額が変わってしまうなどして業務が煩雑になったり、せっかく慶弔見舞金を支給しても社員が不満に思ったりすることもあります。慶弔の頻度は多くないかもしれませんが、事務の簡素化、社員の意欲低下を防ぐためにもやはり明文の規程は必要です。

電子メール利用規程・パソコン使用規程

会社から貸与されたパソコン、携帯電話で個人的な利用を行っている社員は、7割にも及ぶとされ、常習化しています。就業時間中に業務と関係ないことでインターネットやEメールを利用しないことをはっきりルール化する必要があります。
また、インターネットの利用は不正な外部からのアクセス、会社の秘密情報の漏えい、個人情報の流出、ウィルス感染等の危険に常にさらされています。ファイル交換ソフトの取り込み禁止、インターネットの掲示板等で会社、会社関係者及び取引先を誹謗中傷すること、または不利益を与える情報発信を行わないことなども規定する必要があります。

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