協会けんぽ 平均保険料9%の可能性
約3500万人が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)は、
2010年度の保険料率(労使折半)について、
財政を健全化させるには現在の
全国平均8・2%から同9・0~9・1%へ大幅に引き上げる必要がある、
との見通しを同協会運営委員会に示したそうです。
協会の保険料率は都道府県別で、今回の見通しは全国平均での機械的な試算。
景気悪化で09年度の保険料収入が想定より落ち込むとみられるためで、
加入者本人の負担は平均的な給料の場合で年間1万6千円程度増える。
0・8~0・9ポイントの料率引き上げとなれば、
前身の旧政府管掌健康保険の時代を通じ過去最大。
協会けんぽは09年度収支について、1500億円の赤字との見通しを既に示していたが、
景気悪化による加入者の賃金低下に伴い保険料収入が減少。
赤字幅は3100億円まで広がる見通しだそいです。
09年度末で800億円残る計算だった積立金も底を突き、
逆に1500億円の不足に。不足を解消するか、当初見込みの800億円まで回復させるには、
料率を大幅に引き上げて保険料収入を増やす必要があると報道されています。
協会への国庫補助率は健康保険法で16・4~20・0%と定められており、
現在の13%は1992年度からの暫定措置。政府の来年度予算編成で、
補助引き上げの論議が本格化する可能性もありますが。
経営者としては、事業計画である程度の率が上昇する対応も必要かと思います。














