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適性検査の活用について

 多くの事業所で採用後のトラブルの報告を受けます。強調性の欠如、能力不足、勤怠不良。
同じ業種であっても、求める人物像は異なり、応募者と事業所との相性という良し悪しも表面
化します。仕事をする上で相性は非常に重要であり、どれだけ能力が高くても、相性が悪けれ
ば活躍できないと考えます。
 
 適性検査を活用することで、時間の限られた面接では見えない応募者の「性格・適性」や
「能力」を知ることで、第一印象や学歴にとらわれず、結果に基づいて公平な評価を行えます。
たとえば、人柄はよくても、多くの仕事をこなす能力がない人もいます。面接で人柄を気に入っ
て採用しても、就職後の仕事量や業務内容がこなせなかったりあきらかにミスマッチだったり
すると本人もいづらさを感じてしまい、早期離職になることもあるでしょう。
 
 当事務所は費用的にリーズナブルで回答結果を早く把握できるCUBIC(キュービック)という
適性検査を提供させていただいています。CUBICは複合体である人間を多面的に観察する科学
的手法です。現在、介護施設、病院、人材派遣、製造業等の幅広い業種における採用活動の一助
として実施をされています。特にヒューマンスキルが高く求められる事業所様には導入効果が高
い評価をいただいています。
 
 CUBICは、新卒等の「基礎能力検査」というものもあります。基礎能力検査は、学歴・年齢・職務
履歴問わず、幅広くご利用いただけます。一定の基礎力は判断できます。中途入社者の即戦力とし
ての採否判断にあたり、個人特性と「性格・個性面」「興味・価値観」「意欲・やる気」「社会性」
の4面から測定し、本人の可能性・特性を多面的に評価します。採用は、どうしても自分との相性
で判断をしてしまいがちです。配属先により異なるし資質を補完あぶり出していただきます。
 
 ある宇都宮の介護事業所様では、「人に優しい人材」の採用を求めていましたが、採用後メンタル
不全になる方が続きました。当然、環境分析を行い、職場環境の見直しながら併せて採用時に
CUBIC診断を導入しました。個人特性のフィードバック項目に対人ストレス、目標ストレス、
繁忙ストレス、拘束ストレス、そして総合ストレスを判定して面接時では事項を把握でき、採用が
安定したという実績を頂いています。
 
 また、この適性検査は、信頼係数といい、回答の方向性に矛盾がないかを測定されることに役立ち
ます。採用後のトラブルにおいて、事前に適性を把握できていればと良かったいう事案も多くあります。
 
 求める人材を明確したうえで、ぜひ適性検査等を導入して、採用後のトラブルを回避していただきた
いと思います。